公開日 2022年5月28日 最終更新日 2023年12月15日
今回は「投資は興味あるけど、なんとなく怖いイメージがあるから始められない」とお悩みの方へ、投資はじつは怖くないということをお伝えします。
またどうしたら安全に投資を始めていけるかをお話していきます。
投資に興味があるけど、始められない…
投資ってそもそも危ないんじゃないの?!
結論から言えば「投資は怖くありません」むしろ「投資をしないほうが怖い」
投資の正しい知識を身につけたら、いまから将来にわたってあなたの強い味方になってくれます。
「投資って聞くと、投資で大損をしたとか、一夜にして大金を失い自己破産!なんて、過激な話があるじゃない?!」と心配してしまうかもしれません。
そこでこの記事では
投資の間違ったイメージとその対処法
投資が身近になる考え方
投資が怖いと思われている理由5つと、じつは投資は怖くない理由も5つ紹介していきます。
投資はきちんと学んでいけば、日々の生活に役に立つうえ、自分の将来をお金の面で見通せる視点も身についていきます。
投資を学ぶことは、自分の人生を再設計することになるかも。
目次(クリックすると好きなところから読めます)
投資は怖い?
そう思っているのは、あなただけではないんです。
現代の日本人は投資をしない人が、じつは8割。
引用:資金循環の日米欧比較|2021年8月20日 日本銀行調査統計局 https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjhiq.pdf
世界の投資割合を比べてみると
アメリカ45%
ユーロ29%
日本の家計に貯金が占める割合は54.3%
昨今のコロナショックやウクライナ危機を考えると、現金を持っておいたほうが有利だとも言えます。
でも、欧米と比べても投資に対する格差が広がっています。
なぜここまで投資に対して消極的なのでしょうか?
それは投資に対して「怖い」という意識が働いてしまうからです。
投資のイメージは?
「投資」と聞くとどう思われるでしょうか?
「投資は怖いから手を出せない」
そう思われている方も多いと思います。
結論から言うと
です。
ではなぜ投資は怖くないと言えるのでしょうか?
まずは「投資は怖い」と思われている主な理由から見ていきましょう。
1「投資=ギャンブルだから」
「短期間で大儲けした!」
とか、
「こんなに損をしてしまった…」
というような話を聞くと、
投資はギャンブル性が高く怖いものだと思ってしまいます。
ハイリスク・ハイリターンでいつ破産するかわからない。
バブル時代に失敗した人がまわりにいて、投資の怖さを聞くにつけ
と思い、堅実に働いてそのお金を貯金に回したほうがリスクがないと思っています。
2「投資の知識がないから」
「投資はむずかしそう」
「投資に対する知識がない」
「わからないものには手が出せない」
つまるところ
「投資は、十分な知識がない素人が始めると損をしてしまうのでは」
という思いが投資を怖いものにしています。
「東大入試に合格するくらいの金融の知識が必須で、勉強をするにはとても時間がかかる」
このようなうわさから「金融の専門家じゃないとできない」と思ってしまいます。
いざ投資をしようとしても
と考えが止まってしまい、手が出せません。
3「価格が暴落するから」
「株を買っても暴落するから怖い」
実際に株価は常に変動しています。
ときには安全な投資方法として株を持っているだけでその会社の商品券やサービスを受けられる「株主優待」
その株主優待でも暴落の危機があります。
しかしその会社の業績が落ち込み残念ながら倒産。
100万円で購入した株式の価値はゼロとなり、いまは電子株券なので紙くずにもなりませんでした。
会社が再建されて再上場しても、全く違う株として上場され、買った株に価値が戻ることはありません。
持っているだけで優待がもらえる「株主優待」
そんな安全とも思われる投資方法でも株が暴落すれば紙くずに。
4「投資はお金持ちでないとできない」
いざ投資を始めようとしても必要」
「投資をするには莫大な資金が
と思っていませんでしょうか?
大金持ちしか投資で勝つことができない。
そんな思いがあるかもしれません。
投資でお金を増やして資産家になる。
でも、もとのお金が少ないと投資で勝てない。
ならば資産家でないとそもそも投資できない。
ならば働いて給料を上げることに力を注いだほうがいい、と思ってしまう。
こんな堂々めぐりにはまってしまうと、なかなか投資に手を出せないでしょう。
5「安く買って高く売るために、株価を始終チェック」
投資をするには毎日変わる株価に対応するべく一日中パソコンの前に座って、チャートの変化を見続けなければならない。
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
「忙しいから毎日スマホやパソコンばかり見ていられない」
「仕事があるから毎日株価のチェックをしてられない」
機関投資家や専業トレーダーには太刀打ちできず、トレードをしても負けてしまうのではないか?
と、いざ投資を始めようとしても、二の足を踏んでしまいます。
仕事をしながら時間が限られている中で投資をするのは圧倒的に不利。
仕事をやめてまで投資をするにはリスクが高すぎます。
投資は怖くない
「投資が怖い」理由を5つ見てきました。
今まで見てきた「投資が怖い」理由は少し極端だったかもしれません。
でも、少し心当たりがあるのではないでしょうか?
今まで見てきた「投資が怖い」理由は見方を変えると
「投資は怖くない」に変わります。
なぜそうなるのか見てみましょう。
1「投資=ギャンブル」ではない
「短期間で大儲けした!」とか、「こんなに損をしてしまった…」
というような話を聞くと、投資はギャンブル性が高く怖いものだと思ってしまいます。
でもそんな危ない話は、ほんの一部の人たちのこと。
あなたが「短期間で大儲けしよう!」と考えている場合、それはギャンブル(投機)に近いかもしれません。
「投資」は「投機」ではありません。
「投機」とは機会に資金を入れること。
その時の値段にお金をかけることで利益を得る行為です。
「投資」とは将来の利益のためにお金を払うこと。
投資の元々の意味は、「利益を見込んで事業に資本を出す」ことです。
投資の目的は、おもに長期的にお金を運用していくことでインカムゲインを得ていくことです。
例えば、株式では配当金、債券では利子、不動産では賃貸することにより得られる家賃収入がインカムゲインに当たり、それら資産を保有し続けることで、継続的な収入を期待することができます。
「投資」をすることは現金を将来の利益に変えること。
短期間のうちに結果が出るギャンブルではなく、将来性のあるお金の運用です。
2「投資の知識がないから」学ぼう
「投資が怖い」理由に
「損をしそうで怖い」
「元本保証がない」
があます。
新しいことを始めるときには勉強が必要です。
今からでも遅くはありません。
投資の正しい仕組みを学びましょう。
投資をやろうと思ったら、学んでいくしかありません。
今まで学校で勉強してきたのと一緒です。
技術を学び、繰り返して習得していきます。
いまは投資を学ぼうと思えば、いくらでも学べる時代になりました。
3「株価が暴落するから」←しません
「株価は暴落しません」
いきなりなにを言うのか?と思われたかもしれません。
株価は暴落しません、変動するだけです。
それは株価を長期的に見れば証明でします。
これは直近50年の「日経平均のチャート」です。
1975年から1980年は横ばいで、1985年から上がり始め、1990年に頂点を迎えます。
そして1990年を境に株価は大暴落しているように見えます。
いわゆるバブル崩壊です。
株価は一気に2万円以上下がって底を打ちました。
その後、1997年、2000年、2007年と値を戻し、2008年のリーマンショックで下げています。
2012年に底を打ったあとに、アベノミクス相場で日経平均は上昇。
いまのコロナショック、ウクライナ危機になる前までは、バブル崩壊以後の最高値をつけています。
このように、いったん下げても値は戻してきます。
落ちたら落ちっぱなしということはなく、下がったら上がる、を繰り返していきます。
「世界は常に成長する」
市場はこれを信じて右肩上がりになるのです。
4「投資はお金持ちでないとできない」ことはない
いまは少額から投資ができるようになりました。
当たり前のように聞こえますが、この少額投資、実は最近できるようになったのです。
戦前の日本であれば、投資はお金持ちのすることと言えなくもありませんでした。
株式市場でたくさんの銘柄を買うには、かなりのお金が必要でしたし、海外の株式を買うことは大変面倒だったでしょう。
また、債券もあまり種類はなく、大口の顧客でないと手に入りにくかったので、投資はお金持ちがすることとみなされても仕方なかった面があります。
現代には投資信託やETFがあるおかげで、私たちは1万円あるいはそれ以下でも投資を始められます。
例えばグーグルやアップル、ソニーなどの世界中の株式や、ブラジルや中国などの海外の債券にもまとめて投資ができるようになったのです。
為替取引も個人投資家が参加できる投資案件になりました。
為替取引は以前は銀行などの金融機関のみが取り扱うことのできる分野でした。
日本円を売って米ドルを買いその差益を取る、FX(外国為替証拠金取引=通称FX)は、
金融ビッグバンの一環で1998年に生まれた個人投資家向けの金融商品です。
2005年の金融先物取引法の改正を境に、個人投資家の間で急激に広がりました。
このような金融商品の多様化により、個人が少額から投資を始めることができるようになったのです。
いま、投資に回せるお金がないからできない、と尻込みをしているのならば
貯めましょう!
ガンバレ!
いくら少額から投資ができるからといっても、最初の資金がないことには始められません。
でも、最初の資金を貯めることが一番きついし、大変なんですよね。
投資にお金を回していく、これをするだけで資産が増えていきます。
少額から始めて、複利の力で資金を増やしていきましょう。
5「安く買って高く売るために、株価を始終チェック」しなくていい
「一日中パソコンの前に張り付いている時間がない」
一日中パソコンの前に張り付いている必要はありません。
一日中パソコンの前に張り付いている必要があるのは
「デイトレード」
「スキャルピングトレード」
といって短時間のうちに取引を決済するトレードをやっている人たちです。
投資はこのように一日中パソコンの前に張り付いている必要はありません。
投資で相場は見ますが、だからといってずっと見ているわけではありません。
もちろん安く買って高く売るのが投資の側面でもあります。
その安いときがいつ来るのかは、誰にもわかりません。
市場の値動きに左右されず、一定の金額をコンスタントに買っていく投資法があります。
投資金額を一定にすることで、価格が低いときには購入量(口数)が多く、価格が高いときには購入量(口数)が少なくなり、平均購入単価を抑えることが期待できます。
金額を決めて、定期的に買うことによって値段の上げ下げが平均化されます。
一度に買わず複数回にわけて買うことにより、時間軸の分散もリスク管理ができます。
まとめ
「投資は怖くありません」
機会損失を考えれば、むしろ投資をしないほうが怖い、と言えるかもしれません。
「投資」と「投機」の違いを理解すれば投資の安全性がわかります。
「投資」とは、将来の利益のためにお金を出すことです。
「投機」とは、機会にお金を投じて差益を得ることです。
今の時代、投資をしないと貧乏になる世の中。
働いたお金を現金で持ったままだと、なかなか楽になりません。
日本銀行調査統計局の調査では、投資をしている人が2割弱。
投資の正しい知識を身につけて、行動するだけで80%以上の人と差が付きます。
知らないから怖い。学ぼう!
お金がない。貯めよう!
投資は習うより慣れましょう!
まずはやってみよう!
これからもこのブログでは、投資・お金のことを初心者の方にもわかりやすくお伝えしていきます。
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ジャスミン自身もそうだったのですが、副業や投資を始めるに際して何も分からず不安だった頃に、このようなコーナーに助けて頂きました。
なので私も何かの助けになればと思いこのコーナーを立ち上げました。
どんな些細なことでも構いません。
ジャスミンでした♪